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大連（中国）でよく目にする豆乳。
「牛乳の代わりに豆乳を飲んでいます」という方、いらっしゃいませんか？

油条と豆乳の組み合わせが定番朝食の中国人。学校給食法により規定されているミルク摂取を、子供の頃から習慣としてきた日本人。食環境の習慣は、大きく違いますよね。

では、豆乳は牛乳の代理になるのでしょうか。
どちらも大切な食品。今回は、牛乳と豆乳についてお伝えします。

豆乳ではカルシウム補給の代わりは出来ない

・普通牛乳1/2カップ・・・カルシウム110mg
・豆乳1/2カップ・・・カルシウム15 mg
（日本食品標準成分表2010より）

牛乳は子供の発育に必要

牛乳は、成長ホルモンや皮膚の形成、細胞の分化に必要なビタミンAを多く含んでいます。逆に、豆乳にはビタミンAはありません。

豆乳はコレステロールゼロ

豆乳には血液中の総コレステロール量を減らす力があります。その他、大豆たんぱくは、肥満や糖尿病にも効果があると言われています。

また豆乳に含まれている大豆イソフラボンは、更年期に起こるのぼせ、ほてりを和らげると言われています。一方、牛乳には血圧を下げる効果があります。

豆乳にも牛乳にもそれぞれ利点があります。
双方の良さを知って、毎日の食生活にとり入れてくださいね。

☆一日に取りたい摂取量☆
・牛乳200cc（またはヨーグルト）
・豆乳200cc（または豆腐100g、納豆1パック）

<中国ならでは！　豆乳粉を使ったレシピ>
※料理教室でご紹介しました

豆乳クリームパスタ　～カルボナーラ風～

<材料>　2人分
・スパゲティ（乾麺） 140g
・塩 熱湯の1%
・ベーコン 40g
・オリーブオイル 大さじ1/2
・小麦粉 小さじ2
・豆乳粉（無糖） 1袋
・パルメザンチーズ 大さじ3
・鶏がらの素 少々
・ブラックペッパー 適量
<下準備>
・ベーコンは5ミリ角の棒状に切る
・豆乳粉はお湯80ccで溶かし、冷ましておく
・豆乳にパルメザンチーズ、鶏がらの素、ブラックペッパーを加え、よく合わせておく・・・A
・パスタを茹でる（少し固めがベスト）
<作り方>
1. フライパンにオリーブオイルを入れ、ベーコンを中火で炒める。
2. ベーコンに少し焦げ目が付いたら火を止めて、小麦粉をなじませる。
3. 水50ccを加えフライパンの熱を冷ます。&パスタの茹で汁50ccも加え、フライパンを揺すりながら、なじませる。
4. 火を止めたままAと茹で上がったパスタを入れ、よく混ぜ合わせた後、火を付け温める。

管理栄養士　白石香代子

＜プロフィール＞大連生活3年目のアラフォー。某日系会社のコンサルタント、真の姿は管理栄養士。『中国食材を使った日本人の口に合う健康料理』をテーマに、楽しい食を提供中♪

ブログ 【China&Japan おいしい食卓】～管理栄養士xiangdaizi～