Whenever誌面コンテンツ

アジア最大の国際漁業博に1000社 ジャパンパビリオンは日系6社出展

にぎわったジャパンパビリオン

 アジア最大の水産専門見本市と言われる「2013中国国際漁業博覧会」(中国国際貿促会農業行業分会主催)が11月5日から3日間、沙河口区星海広場の大連世界貿易博覧広場で開かれ、世界各国、各地域の水産関係企業が出展した。
 同博覧会は今年で18回目を迎え、寿司や刺身などの日本料理の普及もあって、規模は回を重ねる度に大きくなっている。今回は中国国内をはじめ、世界39の国と地域から1000社を超える水産関係企業が出展。このうち海外企業や400社以上を占め、地元大連の企業も200社に上った。
 日本関連では、日本貿易振興機構(ジェトロ)主催のジャパンパビリオンが開設され、日本の5社と大連の日系1社の計6社が出展、海藻サラダやカキ、ホタテなどを展示した。
 このうち日系の大連和昇食品有限公司のブースは、大分県佐伯市の海産物問屋「やまろ渡辺」が直送したブリを解体し、板橋米穀店大連店が大連での販売を始めた日本産米のコシヒカリを炊いたご飯で、大分に伝わるブリ丼「あつめし」を来場者に振る舞った。試食した中国人からは「こんな食べ方は初めて」「脂がのっていて美味しい」と好評だった。
 2日目の6日には、木寺昌人中国大使が来場し、ジャパンパビリオンなどを視察した。3日間の入場者数は2万人を超えるなど、会場は活気と熱気に包まれた。

この投稿は 2013年12月5日 木曜日 11:07 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

コメントをどうぞ

掲載日: 2013-12-05
更新日: 2013-12-05
クチコミ数: 0
カテゴリ
エリア