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　久光百貨店の瀋陽店がこのほど、瀋陽市を代表する繁華街の瀋河区中街路にオープンした。有名ブランド専門店を始め、ファッションから生活用品、食料品まで日本製品が充実しており、日本人駐在員だけでなく、安心・安全を求める現地の人たちにも浸透し始めている。
　久光百貨店は、日本の「そごう」の流れをくむ、香港の利福国際集団が経営する日本式デパート。中国本土では、上海、蘇州、大連に次ぐ4店舗目として、10月19日にオープンした。
　建物は地下3階、地上4階の約12万平方メートル。地下2、3階は700台収容の駐車場になっており、現在は地下1階から地上3階までの4フロアが売り場となっている。
　地下1階は食料品と生活必需品を中心として、家電やパン、健康食品などの売り場となっている。特に日本製の食品が豊富で、調味料から酒、ソフトドリンク、インスタント食品、惣菜、魚介類など、日本人が必要な品物はほとんどそろっている。
　地上1階はブランド専門店やポーラなどの化粧品売り場、2階は女性ファッション、3階は男性ファッションや靴、旅行用品、ゴルフなどのスポーツ用品、子供服、キッチン用品などの売り場となっている。
　同店はヤマダ電機瀋陽店の近くにあり、日本人駐在者にとって、生活面での利便性とともに、ショッピングの楽しみが増えた。