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　日本文化への理解を深めてもらう、在瀋陽日本国総領事館主催の「ハルピンジャンデー」が8月22日、黒龍江省ハルピン市の日本料理店「鈴蘭」で開かれ、大連から茶道裏千家淡交会大連同好会のメンバーが出席し、茶道を紹介した。
　この日は、黒竜江省と友好提携30周年を迎えた新潟県の泉田裕彦知事ら同県訪中代表団や在瀋陽日本国総領事館の大澤勉総領事、黒龍江省の政府関係者やハルピン市の政府関係者ら約25人の来賓、地元の大学生ら約65人が出席した。
　裏千家同好会からは講師の山﨑愛さんをはじめ、会員5人と大連外国語大学茶道クラブの4人が参加。茶道の歴史紹介や、茶道のデモンストレーション、出席者にお茶を振る舞い、参加した大学生たちは、うれしそうに抹茶や和菓子を味わい、初めて見る茶道の作法を興味深そうに見入っていた。
　山崎さんは「黒竜江省では初めての茶道紹介でしたが、大学生にも喜んでいただけ、茶道を通して日本文化を紹介することができました」と手応えを語った。同好会は11月に山東省青島市で開かれる「チンタオジャパンデー」への出席も予定されている。問い合わせは同学会の王琳さん（電186-4080-9030）へ。