Whenever誌面コンテンツ

名球会のトークショー&野球教室 往年の名選手とふれあった2日間

柴田さんが外野守備の基本を指導

バッティングを教える駒田さん

丁寧に投球指導する北別府さん

会場の爆笑を誘ったトークショー

花束贈呈に喜ぶ柴田さん

 大連日本商工会主催の文化事業イベント「名球会トークショー&野球教室」が9月21、22日に開かれ、大勢の野球ファンが往年の名プレーヤーの話に耳を傾けたり、指導を受けたりして、〝憧れの名選手〟とのふれあいを楽しんだ。
 文化事業イベントは毎年秋の恒例行事で、今年はスポーツの秋にふさわしい野球イベントを、名球会の全面的な協力を受けて開催した。来連したのは、名球会メンバーの東尾修さん(元西武)と松原誠さん(元大洋)、柴田勲さん(元巨人)、駒田徳広さん(同)、北別府学さん(元広島)の5人。
 野球教室は開発区の大連大学に隣接する新設野球場で開催し、21日は大連野球連盟所属チームのメンバーを中心とする日本、中国、韓国、カナダの約50人が参加。22日は少年野球チーム「Windy」のメンバーを中心とした子どもたち約30人とその保護者を対象にした親子野球教室が開かれた。
 大連野球連盟を対象にした野球教室は、グラウンドで開会式が行われた後、商工会の松永敏弘親睦交流委員長と球場を管理する大連大学の王志強書記があいさつ。続いて名球会の5人が紹介され、5人を代表して柴田さんが「基本を学んで次の世代に教えていただきたい」と語った。
 この後、野手組と投手組に分かれて教室がスタート。野手組は東尾さんと北別府さん、野手の内野手組は松原さんと駒田さん、外野手組は柴田さんが担当し、各組とも名球会メンバーがジョークを交えながら基本を指導し、和やかな雰囲気の中でプレー指導が行われた。
 トークショーは21日夕、中山区長江路のホテル・ニッコー大連で開かれ、約200人が来場。柴田さんら5人は壇上に座り、1人ずつ現役時代の思い出などについて4人が語り合う形で進められた。
 柴田選手については「グランド内外で足も手も早かった」(東尾さん)、松原さんは「同期なので現役時代から仲良かった。ライト打ちの名人だった」(柴田さん)、東尾さんは「投球に魂がこもっていた。日本シリーズではメロメロにやられた」(松原さん)、北別府さんは「コントロールがいい投手。ホームランは1本打っただけ」(駒田さん)、駒田さんは「満塁男のイメージがあるが、意外に器用なバッターだった」(北別府さん)などと、ユーモアを織り交ぜながら語り、会場の爆笑を誘った。
 この後、抽選会が行われ、サインボールとキャップ、色紙が15人に贈られ、名前が呼ばれる度に歓声が上がった。最後に来場者を代表して男児が柴田さんに花束を送り、大きな拍手が上がった。

この投稿は 2013年10月15日 火曜日 12:01 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

コメントをどうぞ

掲載日: 2013-10-15
更新日: 2013-10-15
クチコミ数: 0
カテゴリ
エリア