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　大連日本商工会は文化事業イベントとして、プロ野球名球会の往年のプレイヤーを招いたトークショーと野球教室を９月21、22日の２日間にわたって開く。
　文化事業は毎年秋に開催している恒例行事で、昨年は小説家の浅田次郎さんを招いた講演会と日本人学校での特別授業を行い、子どもから大人までが〝浅田ワールド〟にふれて楽しんだ。
　今年はガラッと趣向を変えて、スポーツの秋にふさわしい野球イベントを、名球会の全面的な協力を受けて企画した。名球会はプロ野球での成績が投手は通算200勝以上、または通算250セーブ以上、打者は2000安打以上の選手を資格として、1978年に創設された。活動目的は、社会還元と日本プロ野球の底辺拡大に寄与することで、会員によるチャリティーイベントや野球教室、親善試合、講演会などを行っており、今回もその活動の一環として大連を訪れることになった。
　来連するのは、東尾修氏（元西武）と松原誠氏（元巨人）、柴田勲氏（同）、駒田徳広氏（同）、北別府学氏（元広島）の5氏。いずれもプロ野球界で活躍した大物プレイヤーで、現在もテレビ解説者などとして活動している。
　名球会トークショーは9月21日午後5時半から、大連日航飯店（中山区長江路）４階「皇朝」で開く。5人が壇上で現役時代の秘話などについて披露する。入場料は大人100元、中学生50元、小学生以下は無料。定員500人で、チケットは同商工会事務局（森茂ビル1階）と民航大厦１階フロント、アカシア別荘管理棟フロントで販売している。
　野球教室は、21日午前9時から大連野球連盟所属チームのメンバー、22日同9時から少年野球チーム「Windy」のメンバーを対象に、いずれも開発区の大連大学に隣接する新設野球場で開催する。同野球場は全国運動会の野球会場として使用される本格的な施設で、観覧スタンドもあり、野球教室はだれでも自由に見学できる。
　トークショーのチケット販売などの問い合わせは、同商工会事務局（電8369−5639、8370−6513、E-mail：shoko@jcci-dalian.org）へ。