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国際交流基金がロボット講座 理工大の学生ら約140人が参加

熱心に聴き入る大連理工大の大学生たち

 海外文化交流や日本語教育などを手がけている日本の独立行政法人「国際交流基金」が主催する中国巡回公演「科学技術とロボット」が3月27日、甘井子区凌工路の大連理工大学で開かれ、日本語専攻や機械専攻、コンピューター専攻の学生ら約140人が参加した。
 この巡回公演は、「ロボット工学が開く愉快な未来」をテーマにして、若手開発者が実演も交えて学生と交流することで、ロボットへの興味や関心を高めようと企画。大連理工大学のほか、重慶や北京、瀋陽の各大学、大連の交通大学でも開催された。
 講師を務めたのは、ユカイ工学株式会社(本社・東京)の青木俊介さんと鷺坂隆志さん。ロボットの意義や未来を解説したほか、メールに反応して動くロボット「ココナッチ」や、脳波で動く猫型の「ネコミミ」、iPhoneなどの入出力機能を無線で操作できる「コナシ」などが実演され、参加した学生たちは、興味深そうに見入っていた。
 また、最後に同大学の学生と札幌市立大学大学院の学生が、「未来のロボット、欲しいロボット」についてデザインを発表しあい、投票も行われた。この結果、中村悠真さ(札幌市立大)、王霜さん(大連理工大)、渡辺皓太さん(札幌市立大)のデザインが上位3位に選ばれた。

この投稿は 2013年5月6日 月曜日 3:13 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-05-06
更新日: 2013-05-06
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