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盛和塾大連の今年度活動スタート セミナーで稲盛塾長の取り組み紹介

曹氏の講演に耳を傾ける塾生たち

 京セラ創業者で日本航空名誉会長の稲盛和夫氏が主宰する青年経営者塾「盛和塾大連」の今年度開学式典が3月29日、中山区人民路のフラマホテル大連で、塾生ら約120人が参加して開かれた。
 盛和塾大連は2011年10月に発会し、現在は大連在住の日本人を含め、地元の青年経営者を中心に180人が塾生となり、〝稲盛哲学〟を学んでいる。学習会は年8回開いており、この日が今年度のスタートとなった。
 まず、スクリーンに映し出された稲盛氏の姿に向かって、起立した塾生が3度頭を下げて敬意を表した。続いて中国国歌を斉唱して開幕、常務理事会メンバーや分会会長らが登壇して紹介された。
 さらに会員企業の育成とサポートなどのため、民主銀行が5億元の基金を創設、銀行側から盛和塾大連の張勇理事長に基金の目録が贈呈。この後、張理事長が今年度の活動計画を発表し、「1日1善の精神を実践して幸福で心豊かな人生を築こう」とあいさつした。
 セミナーでは、稲盛和夫(北京)管理顧問有限公司董事長の曹岫雲氏が「危機を克服した稲盛氏」をテーマに講演。日本航空代表取締役会長として、日航再建に取り組み、見事に蘇らせた手腕とその精神を中心に話した。塾生たちは尊敬する稲盛塾長の取り組みに耳を傾け、メモをとるなど真剣な表情で聞き入っていた。

この投稿は 2013年5月6日 月曜日 2:48 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-05-06
更新日: 2013-05-06
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