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静電気やホコリの除去システムを開発している「TRINC」（本社・静岡県浜松市）社長の高柳真さんが、静電気の意外な〝能力〟などを紹介した「科学でひもとく　たのしい静電気」（日刊工業新聞社刊）を出版した。

静電気やホコリの除去システムを開発している「TRINC」（本社・静岡県浜松市）社長の高柳真さんが、静電気の意外な〝能力〟などを紹介した「科学でひもとく　たのしい静電気」（日刊工業新聞社刊）を出版した。
高柳さんは静電気研究のエキスパートで、様々な除去装置を開発、今年は浜松市から「浜松ものづくりマイスター」に認定された。「たのしい静電気」は、こうした専門知識を生かしてまとめたもので、日本国内では2007年に発刊した「静電気・ホコリ『ゼロ』革命」（ダイヤモンド社刊）に続く２冊目の著書。
「たのしい静電気」は中学生から大人までが楽しく、分かりやすく静電気について知ることができる様に構成されている。小惑星探査機「はやぶさ」や電子ペーパーなどの最先端技術に静電気が利用されていることや、空中に浮かばせる「電気くらげ」の作り方、体に電気を走らせる静電気遊びなどを紹介。さらには科学的なメカニズム、静電気の除去方法なども収録した。
専門的な知識がない人でも一気に読むことができる。この本についての問い合せは、大連保税区市場大厦601Ａの「TRINC」大連事務所（電＝8718−5908）へ。