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大連初の日式会計検定に59人 日本と同じ条件で難関に挑戦

大連初の日式会計検定に59人 日本と同じ条件で難関に挑戦

 日本の公益社団法人「全国経理教育協会」(全経、東京・豊島区)が主催する大連初の「簿記能力検定試験」(文科省後援)が2月17日、沙河口区の東北財経大学で行われ、日本語を勉強している大学生や日系企業に勤める中国人59人がチャレンジした。
 会計能力検定は、中国進出している日系企業の間で日本式簿記のできる人材需要が高まっていることを受けて、昨年11月に上海で中国初のトライアル試験を実施した。大連も日系企業が多いことから、この日に日本で行われた第170回検定試験と同時に行われた。
 会場には日本から来た試験監督官が立ち会いのもと、日本と全く同じ条件で実施。2級は6人、3級は53人が受験し、みんな真剣な表情で問題に取り組んでいた。合格発表は2月25日に行われるが、検定試験の事務局となった大連明決信息咨詢有限公司によると、3級は日本の平均的合格率60パーセントを上回りそうだという。
 次回の検定試験は7月14日に実施する予定。問い合わせは大連明決信息咨詢有限公司(電8764−8266、E-mail:info@ketudan-support.jp)へ。

この投稿は 2013年3月5日 火曜日 9:20 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-03-05
更新日: 2013-03-05
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