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大震災復興願う「鯉アートのぼり」 日本語教師会の呼びかけで活動

自作の『鯉アートのぼり』を手に復興を祈る参加者

  東日本大震災復興支援プロジェクト「Koi鯉アートのぼり」に共鳴した大連日本語教師会が1月19日と26日、志学舎外語培訓学校(沙河口区聯合路)で「鯉アートのぼり」作りを行った。
  このプロジェクトは、福島大学の「芸術による地域創造研究所」が推進するもので、「思い思いの『鯉アートのぼり』を描き、福島の子どもたちを応援したい」と、2011年の東日本大震災後から国内外に呼びかけて始まった。
  同教師会のプロジェクトは、同研究所所長の渡辺晃一さんと同教師会メンバーのつながりがきっかけとなって実現した。19日は教師会メンバーをはじめ、その友人や家族、同校で日本語を学ぶ中国人学生ら約20人が参加した。
  子どもや大人まで、色とりどりの『鯉アートのぼり』を作った。中日間のつながりをテーマにした作品が多く、参加者は思いを込めて色を塗ったり、飾りを縫い込んだりした。
  2日間で作った作品は、同教師会がまとめて福島に送る。この後、東日本大震災が発生した3月11日に合わせて、福島県内の美術館などに飾られ、順次各地を巡回することになっている。

この投稿は 2013年2月6日 水曜日 12:55 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-02-06
更新日: 2013-02-06
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