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ANAの中日絵画コンクールに300点 大連日本人学校の児童らが入賞

日本人学校の受賞児童に飛行機のレプリカを渡す遠藤支店長(左から2人目)

駐機場で給油の様子をみる中国人児童ら

 全日本空輸株式会社(ANA、本社・東京)が中国全土の小学生を対象に行った「ANA絵画コンクール」の表彰式が11月26日、大連日本人学校(中山区浜海路)で行われ、入賞した同校の児童9人に賞状や記念品が贈られた。
 同コンクールは、「中日国交正常化40周年」「ANA創立60周年」「ANA中国線就航25周年」の3大記念事業として実施。同社ウェブサイトや新聞などで募集を呼びかけ、2012年7月から9月までに中日の小学生から300点の作品が寄せられた。
 審査の結果、66点が入賞し、大連日本人学校からは応募作品30点のうち9人の作品が入賞に輝いた。作品には、「日中両国の友好」や「航空」が盛り込まれ、小学生らしい夢と希望、平和を感じさせる力作が目立った。
 表彰式では、同社大連支店の遠藤克己支店長から、9人の児童に賞状や飛行機のレプリカと、自分の作品がデザインされたオリジナルカレンダーが手渡され、児童たちは晴々とした表情で受け取っていた。
また、12月15日には入賞した中国の小学生8人が参加した表彰式と航空教室が、大連周水子国際機場集団(甘井子区迎客路)の会議室で開かれた。
 同社大連支店が主催したもので、表彰式では入賞者が自分の作品について説明し、「友好を深めるため、中国と日本の子どもを描きました」「いつかANAの飛行機に乗って日本へいきたいです」などと素直な気持ちを語り、会場の大人たちを感動させた。
 この後、近くの大連周水子国際空港に移り、駐機場で給油の様子や荷物の搬送を見学したり、機内を見て回ったりした。最後に一行は同集団会議室に戻ってANAの機内食を体験し、「また参加したいです」と満足そうな表情を浮かべていた。
 同支店の星英樹副支店長は「『世界の人に夢と感動を』がANAのモットーです。子どもたちに夢を与え、航空に興味を持っていただく目的でこのコンクールが開催しました」と話した。

この投稿は 2013年1月8日 火曜日 1:12 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-01-08
更新日: 2013-01-08
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