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南方航空富山便の早期再開を富山県副知事が省政府などに要請

岳福洪主席に富山便の早期再開を要請する植出副知事(左)

岳福洪主席に富山便の早期再開を要請する植出副知事(左)

 中国南方航空の富山―大連・北京便が10月28日からの冬ダイヤで運休が決まったことを受け、富山県の植出耕一副知事が10月15日に中国南方航空大連分公司と遼寧省人民政府を訪問し、早期再開を要請した。
 同便は昨年9月には搭乗率が73.3パーセントまで伸び、昨年10月末から今年1月まではデイリー運航が実現、富山と中国双方の誘客促進の期待が高まっていた。
 植出副知事は15日午前、同県大連事務所の油本達義所長らとともに、甘井子区の南方航空大連分公司を訪問。陳凌・同航空共産党委員会工作部長に対し、「週2便か1便でも運航を継続してほしい」と伝え、同県の石井隆一知事の要請書を手渡した。
 続いて同日夕、植出副知事一行は瀋陽市へ移動。皇姑区の友誼賓館で、中国人民政治協商会議遼寧省委員会の岳福洪主席ら5人と会談した。岳主席は「同便の再開については、富山県の考えに全面的に賛同する。南方航空などへの働きかけに協力したい」と述べた。植出副知事は陳政高省長宛に石井知事の親書を手渡した。

この投稿は 2012年11月15日 木曜日 4:35 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-11-15
更新日: 2012-12-19
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