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ジェトロが日系企業の支援セミナー デロイト田中公認会計士が講演

76人が参加した大連セミナー会場

76人が参加した大連セミナー会場

 日系企業支援を目的にした日本貿易振興機構大連事務所(ジェトロ大連)主催のセミナーが8月29日、開発区金馬路の凱倫飯店で開かれた。大連のほか瀋陽で27日、長春で28日にも同テーマで開催され、3都市合わせて133人が参加した。
 大連セミナーには日系企業幹部を中心に76人が参加。同所の高橋徹所長があいさつしたあと、徳勤華永会計士事務所有限公司大連支店(デロイト・トゥシュ・トーマツ大連事務所)の田中昭仁公認会計士が講師を務め、「中国における会計・税務最新動向」をテーマに講演した。
 田中さんは、出席者から事前に寄せられた「移転価格調査の動向、中国会計基準について知りたい」などの質問に回答するため、最新のトピックスを取り上げて解説。国際財務報告基準(IFRS)の導入を巡る日本の状況や、適用範囲が拡大する中国新企業会計準則、また移転価格税制の強化や増値税改革などの話題が中心となり、参加者は熱心にメモをとっていた。
 ジェトロ大連は、今後も労務、会計、税務など日系企業の関心が高い分野を選定し、定期的にセミナーを開催する。詳細はジェトロ大連(電 8360-9418)へ。

この投稿は 2012年10月10日 水曜日 10:24 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-10-10
更新日: 2012-11-07
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