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日本語教師会の年度初め定例会 新人教師研修や活発な意見交換も

真剣な表情でグループディスカッションする会員ら

真剣な表情でグループディスカッションする会員ら

 大連の日本語教師で結成する日本語教師会の定例会が9月16日、沙河口区中長街の中日友好大連人材育成センターで、会員ら約40人が参加して開かれた。
 年度初めとなったこの日の定例会では、在瀋陽日本領事館大連事務所の高比良飛鳥副領事が招かれ、「教師会の活動は大変活発な印象を受けました。今後も期待しています」と祝辞を述べた。
 第1部では、「こどもたちが抱える問題や現場教師の悩み」「企業研修のさまざまなニーズ」「ビジネス日本語の教授内容」などが報告された。第2部では、林正次さんが講師役となって8人の新人教師を研修指導。実例を交えながらの進行に笑いも起こって和やかな雰囲気となった。
 続いて同会代表の谷口恵さんがファシリテーターを務め、「意味の近い外来語と和語のニュアンスの違いをどのように教えるか」をテーマに、ワークショップを行った。グループに分かれてのディスカッションでは、中国人教師から「説明は分かりやすく、短く、具体的な例を挙げてほしい」と率直な意見も上がっていた。
 次回の定例会は10月21日の午後1時半から、同センターで行われる。問い合わせは谷口さん(gukoudalian@yahoo.co.jp)へ。

この投稿は 2012年10月10日 水曜日 10:31 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-10-10
更新日: 2012-11-07
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