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中国人教師が日本人に取材研修 「Whenever DALIAN」などを訪問

「Whenever DALIAN」記者(左)にインタビューする中国人教師

「Whenever DALIAN」記者(左)にインタビューする中国人教師

 大連で日本語を教える中国人教師のための「2012大連市日本語教師研修会」が8月29、30日に大連市内各地で行われ、公立の中学校と高校で日本語を教える教師約20人が参加した。
 中国人教師に日本人と交流するきっかけを提供しようと実施された同研修会は、大連教育学院(西崗区五四路)と公益財団法人国際文化フォーラム(TJF、本部・東京)の共同プロジェクト。すでに2006年から東北3省で、第2外国語学習者を対象とした日本語教材「好朋友」の研修会を行っていたが、さらに研修対象を大連全体の中国人日本語教師に広げ、今回のプロジェクトワークを初めて実施した。
 テーマは「日本語を使って話し合う力、ITを使う力」。参加者は6組に分かれて日本語雑誌「Whenever DALIAN」の事務所などを訪問、同誌記者ら社会人や学生など6人の日本人にインタビューした。翌日は同学院で、インタビュー内容についての発表が行われた。参加した大連六十二中学の張良さんは「日本人との交流チャンスが少ないので自主的に参加しました」と話していた。
 TJFでは、今後もこのプロジェクトを継続させ、「この形式の授業を受けた中高生たちが大人になって実践の場で役立ててほしい」としている。さらに、普段から中国人教師と日本人が交流できる場を作っていく予定で、協力者を募集している。詳細は事務局(morimoto@tjf.or.jp=森本)へ。

この投稿は 2012年10月10日 水曜日 10:35 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-10-10
更新日: 2012-11-07
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