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JALで日本人大学生が研修 空港業務から企業訪問まで

ホテル・ニッコー大連で劉鳳翮さん(右)から説明を受ける杉原さんと菅さん(中央右から)

ホテル・ニッコー大連で劉鳳翮さん(右)から説明を受ける杉原さんと菅さん(中央右から)

 日本航空(JAL、本社・東京都)の大連支店で8月14日から9月10日までの約4週間、日本人大学生が大連空港などで夏季インターンシップを行った。
 同社が大連で行うインターンシップは今年3月から始まり、今回で3回目。中日国交正常化40周年にちなみ、中日民間レベルの交流深化と学生に社会人経験や国際経験を提供することを目的にしている。
 今回は文京大学(所在地・東京)外国語学部英語コミュニケーション学科3年の杉原美穂さんと菅聡美さんの2人が参加。甘井子区迎賓路の大連周水子国際空港で、旅客部門での乗客対応をメーンに、整備、貨物、オペレーションの各部門の業務体験もした。このほか、ホテル・ニッコー大連をはじめ、日系企業や中国系流通企業などを営業訪問した社員に同行し、大連の旅行市場の現状などをヒアリングした。
 菅さんは「乗客のお子様の輝かく目を見て、幼少期から航空業界に憧れていた気持ちを再認識しました」と話し、杉原さんは「言葉の壁があっても、大切なのは笑顔で伝えようとすることだと思いました」と実習を振り返った。
 同社では今後も、インターンシップの要請があれば、社会貢献の一環として積極的な受け入れを考えており、「学生にとってさらに有意義な実習プログラムを構築していきたい」としている。

この投稿は 2012年10月10日 水曜日 10:36 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-10-10
更新日: 2012-11-07
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