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文化理解に日本人40人のエッセイ集 国交正常化40周年で理工大出版が発刊

中日国交正常化40周年を記念して発刊された「我在中国的日子」の表紙

中日国交正常化40周年を記念して発刊された「我在中国的日子」の表紙

 中日国交正常化40周年を記念し、40人の日本人が寄稿したエッセイ集「我在中国的日子――40位日本人与你分享中国記憶」が9月下旬、大連理工大学出版社から発刊された。
 筆者は、会社員、日本語教師、留学生、主婦など、さまざまな立場の人で、現在中国に暮らす人や、中国での生活経験がある一般の日本人。今年1月に同社編集部編集責任者の海迎新さんが企画を立ち上げてから約8か月間、日本語教師会会長で主編を担当した谷口恵さんと力を合わせて作り上げた。
 同書は、B5版の全300ページ。中日の異文化理解に役立てればとのねらいから、中国の生活の中で起こった「失敗談」「恋愛談」「旅行談」などがメーンテーマとなっている。また、日本語を勉強していない人にも興味を持ってもらえるようにと、日本語学習者の協力で全文が中国語に翻訳された。
 谷口さんは、「みなさんの作品を読んで中国に15年滞在する私も初めて知ったことが多く、新鮮な驚きがあります」と話している。初版で5000部が発行され、全国の新華書店、外文書店、図書城などで販売(1部33.8元)される。問い合わせは海さん(電8470-7464)へ。

この投稿は 2012年10月10日 水曜日 10:39 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-10-10
更新日: 2012-11-07
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