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ふれあいの場で詩吟講座 岳心流教授の盧さんが吟詠

集中して盧さんの解説を聴く参加者

集中して盧さんの解説を聴く参加者

 中国の人にも日本の「詩吟」の魅力にふれてもらおうと、8月11日に中山区中山路の青聯培訓学校5階ふれあいの場で「日本伝統文化――詩吟」をテーマにした講座が開かれ、約50人の中国人と日本人が詩吟の世界を体験した。
 大連中日文化交流協会が主催して開かれた同会は、中日国交正常化40周年記念イベントのひとつで、同協会の董麗萍さんが「詩吟を通して日本文化への理解を」とあいさつ。続いて、日本愛吟国風会岳心流詩歌吟詠教授の盧翠雲さんが講師を務め、「日本の詩吟がなぜ盛んなのか」について、江戸・明治時期を中心に詩吟にまつわる歴史を紹介しながら解説した。
 講座はすべて日本語で行われ、詩吟を詠んだ歌声をテープで流したり、島崎藤村の『胡蝶の夢』は盧さんが実際に吟じたりと、かなり専門的な内容。中国人参加者は「あまり聴き取れなかったけれど、興味深かったです」「自分で漢詩を作るので詩吟を習いたい」などと話していた。

この投稿は 2012年9月11日 火曜日 5:27 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-09-11
更新日: 2012-09-14
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