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着物スタイリスト冨田さんがセミナー 中国人学生が日本文化の魅力にふれる

着物スタイリスト冨田さんがセミナー 中国人学生が日本文化の魅力にふれる

 「中国の若い人に日本文化の着物を知って欲しい」と、日本の着物スタイリスト冨田伸明さんが6月10日、中山区青泥窪橋の青聯培訓校内にある「ふれあいの場」で着物セミナーを開き、日本語を学ぶ中国人学生ら約100人が会場に詰めかけた。
 冨田さんは呉服事業やスタイリスト事業などを手がける「京香織」(本社・京都市)を経営するとともに、日本国内のテレビ、映画、舞台、CMなどで着物スタイリストとしても活躍している。海外への普及活動も熱心で、1994、1995年に上海で着物ショーを開き、セミナーも開催している。
 この日のセミナーもその活動の一環で、冨田さんの熱意を在瀋陽日本国総領事館大連事務所と中日文化交流協会がバックアップして開催。会場で冨田さんは、米国の「マリベルチョコレート」のチョコレートを染料に入れ、世界で初めてのチョコレートで作った着物や、2006年に米国ドジャーズ球場で行われたメジャーリーグのゲームで、冨田さんが着て始球式を行ったときの着物などを披露した。
 また、試着希望者を募ったところ、女子大学生がいっせいに手を上げ、会場は大盛り上がり。1千万円すると言う金、銀、プラチナで織り上げた着物を着た女子大生は「少し重いけど、とても綺麗で最高にうれしいです」と笑顔で喜んでいた。

この投稿は 2012年7月6日 金曜日 11:17 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-07-06
更新日: 2012-07-11
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