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日中児童の友好交流後援会が来連 20周年記念して旅順の桜を贈呈

 日本のNPO法人「日中児童の友好交流後援会」の創立20周年を記念して、4月19日から4日間の日程で日本から会員10人が来連し、旅順口区政府表を敬訪問、桜の苗木贈呈などを行った。
 同後援会は1990年から中国児童訪日団や中日学生のペンフレンド交流をサポートしているほか、旅順口区九三小学校での夏季日本語会話講習など、さまざまな活動に取り組んできた。今回は、外務省の2012「日中国民交流友好年」認定事業として来連した。
 一行は20日、旅順口区九三小学校を訪問したのに続いて旅順口区政府を表敬訪問。この後、同区政府の熊博力書記ら政府関係者や後援会関係者を合わせて約40人が出席して食事会が開かれた。熊書記は「後援会のみなさまとは老朋友のように再会できて嬉しいです。とりわけ教育方面の交流に関してのご尽力に感謝しています」と歓迎のあいさつをした。続いて同後援会の江原規由同会理事長があいさいつし、記念品を贈呈した。さらに桜花園では、初代理事長の川畑文憲さんの石碑除幕式、桜の苗木贈呈が行われた。
 また同会は、旅順で生まれ育った羽田澄子監督の記録映画『遥かなるふるさと 旅順・大連』の撮影にも協力している。中国語字幕入りの同作品も完成したことから、来連した会員がホテルなどを訪問して上映機会の交渉を行った。事務局長の江原孔江さんは「大連、旅順にお住まいのたくさんの方々に、この映画をご覧いただきたい」と話していた。
 同会の活動や映画に関する問い合わせは、事務局(東京都大田区大森北1-30-1三喜屋ビル2階、電03-3763-7512、メールjpchjido@crest.ocn.ne.jp)、または大連窓口(電186-4084-6551)へ。

この投稿は 2012年6月6日 水曜日 11:48 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-06-06
更新日: 2012-06-06
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