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セブン銀行と大連信華が業務提携 口座開設申し込みデータ入力を受託

二子石社長からボノロンを手渡された周副総裁

 日本国内で15000台以上のATMサービスを展開するセブン銀行(本社・東京都千代田区)が、大連信華信息技術有限公司(沙河口区軟件園東路)とのオフショア業務の提携をすることになり、4月2日に軟件園の同公司で業務開始式が開かれた。同日は来連したセブン銀行の二子石謙輔代表取締役社長をはじめ関係者30人が参加した。
 今回の提携で同公司が請け負うのは、セブン銀行の口座開設時に必要な申込書データを入力する作業。申込書をイメージとして読み取り、画面に映し出された日本語のインプットが主業務だが、正確性や日本語への理解が評価されての抜てきとなった。同オフショア業務は同公司の中国社員14人でスタートする。
 式ではまず、二子石社長が「信華との仕事は雨が降っても散ることなく、毎年いい花を咲かせられる桜のように、これから先も長いビジネスパートナーとして歩んでいきたい」とあいさつ。続いて同公司の鐘鎮銘総経理が「セブン銀行の企業文化を大切にし、戦略的パートナーとなることを期待しています」と述べ、同公司が所属する中軟国際グループの周中東副総裁が「これまで20年、70社以上の日系企業のお客さまと仕事をしてきた経験からも、このプロジェクトは必ず拡大できるという確信がある」と意気込みを語った。
 続いてテープカットが行われ、セブン銀行のマスコットキャラクター「ボノロン」のぬいぐるみを二子石社長から周副総裁に、また業務提携の記念品が周副総裁から二子石社長に手渡された。二子石社長は「今後、正確性やセキュリティ面で評価の高い同公司のサービスを日本国内に広め、他銀行が同公司と(口座開設などの)同様の業務提携をする橋渡しとなっていきたい」と抱負を語った。

この投稿は 2012年5月8日 火曜日 3:12 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-05-08
更新日: 2012-05-08
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