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岐阜県美濃加茂市の渡辺直由市長を団長とする同市大連視察訪問団が9月29日から10月2日まで大連を訪れ、大連に進出している美濃加茂市の企業の現地法人を視察するなどした。
同訪問団は渡辺市長をはじめ、鈴木登・美濃加茂商工会議所会頭ら同会議所メンバーや同市産業建設部の職員ら18人で構成。訪問中は、美濃加茂市に主力工場を構えるヤマザキマザックの大連テクノロジーセンタ(保税区)や建設が予定されている遼寧工場(金洲新区)視察した。
また、大連のジェトロや日本国総領事館大連事務所を訪問したほか、人民代表大会常務委員会の陳利民副主任をはじめとする大連市政府、中山区政府の幹部らとも面談。大連市との経済、文化、教育の幅広い分野での交流に向けて基礎的な環境を作り上げた。
30日夜には大連市外事弁公室の劉舫副主任らを招いた懇親会が開かれ、渡辺市長は「今回の訪問を機に友好的な関係を育み、多岐にわたる交流につなげて行きたい」と述べた。さらに10月1日には訪問団の来連にあわせて開かれた大連岐阜県人会の発会式にも訪問団一行が出席、岐阜県の応援団となる県人会にエールを送った。