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大連大で中日韓の飲食文化交流

日本、中国、韓国語で司会を務める大連大生

大連大学が主催する 「中日韓飲食文化祭」が10月12日午後、開発区にある同大キャンパス内の音楽ホールで開催され、日本語を学ぶ大連大生を中心に約400人が詰めかけた。
中日韓飲食文化祭は、密接な関係にある近隣3か国の食文化を理解することで、学生たちの学習能力と友好意識を高めてもらうのが目的。この時期に毎年開かれており、今年で7回目を迎えた。
4部構成のステージプログラムでは、冒頭で来賓を代表して在瀋陽日本国総領事館大連出張駐在官事務所の川田勉所長、韓国日語日文学会の鄭灐会長らが祝辞を兼ねたあいさつ。続いてスピーチコンテスト、カラオケ大会、お茶のお点前、カラオケ大会の順に演技が披露された。
大連大学内の予選を勝ち抜いた3人の学生が出場したスピーチコンテストでは、「心に残った先生」などをテーマに約3分のスピーチを披露。会場からは見事な発表に大きな拍手が上がっていた。2年生の宋佳杉さんは「日本のアニメや歌が大好きです。多くの人に自分の日本語を聞いてもらえるのでワクワクしています」と熱く語った。
カラオケ大会では、中日韓英語の歌を12組の学生たちが熱唱した後、茶道裏千家大連事務所の山崎愛さんが、日本茶道の歴史と作法を分かりやすく紹介。最後は演歌歌手の尾形大作さんがプロの歌声で締めくくった。
このほかにも屋外では韓国料理の即売会や、お寿司のにぎり実演販売などのブースが設けられ、学生たちが普段食べられない料理に興味津々といった様子で味わっていた。

この投稿は 2011年11月29日 火曜日 4:03 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2011-11-29
更新日: 2011-11-29
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