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感動誘った政府主催の「日本の夜」
大連で夏のダボス会議(世界経済フォーラム)が開幕した9月14日夜、中山区人民路のシャングリ・ラホテルで、日本政府主催の「JAPAN NIGHT」が開かれ、同会議に参加した世界各地のトップリーダーや大連市の政府、経済、日本語教育界、日本の各団体関係者ら約400人が出席して華やかなパーティーとなった。
このイベントのコンセプトは、東日本大震災後の「立ち上がるニッポン」。会場内には被災地の惨状をとらえた写真パネルが掲示され、就任したばかりの野田佳彦首相のビデオメッセージが流され、大震災に対する各国の支援に感謝の意を表すとともに、復興する日本をアピールした。
ステージではまず、元宝塚スターの彩海早矢さんが日本情緒たっぷりの舞「千年桜」を披露。続いて丹羽宇一郎日本国中国大使が「東日本大震災では中国をはじめ、世界各国から温かい励ましをいただいた。日本は国を挙げて立ち上がろうとしている。世界的な復興を目指し、原発対策も安全性を追求してエコタウンを築き上げたい」とあいさつした。
続いて世界経済フォーラム会長のクラウス・シュワブ教授が、被災地から参加した高校生6人を壇上に呼んで世界各地のリーダーたちに紹介。「悲しみを乗り越え、立派な大人に育って欲しい」と元気づけ、会場から励ましの拍手が上がった。また、宮城県仙台市の仙台育英学園高校の「仙台育英獅子太鼓」メンバー5人が復興への思いを太鼓に託して熱演、感動を誘った。
今年の夏のダボス会議は、中国の経済的な元気さと世界における存在感を印象づけた。その一方で、大震災という悲劇に対し、国を挙げて乗り越えようとする日本も注目を集め、参加者の心をつかんだ。
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掲載日: 2011-10-11
更新日: 2011-10-11
クチコミ数: 0
更新日: 2011-10-11
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