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友好ムード高めた篆刻、書作品展 師村さんの個展に日中関係者

大連市側の要人も出席して行われた開幕式

大連市側の要人も出席して行われた開幕式


あいさつする師村妙石さん

あいさつする師村妙石さん


力作が展示された会場

力作が展示された会場


 北九州市在住の篆刻(てんこく)家・書家師村妙石さんの篆刻と書作品を展示した個展「師村妙石六六篆刻書法展・記念呉昌碩先生誕辰百七十周年中日書画篆刻作品聨展」が6月5日から20日まで、沙河口区会展路の大連現代博物館で開かれた。
 師村さんは日展の会員と審査員、読売書法会常任理事などを務める篆刻と書の第一人者。日中国交正常化直後の1972年10月に訪中、当時の周恩来首相とも面談して以来、書を通した日中交流活動に尽力している。
 中国各地で展示会、個展を開催してきたが、大連では11年前に次いで2度目。今回は近代中国を代表する書家呉昌碩氏の生誕170周年にあたることから、これを記念して開催した。出展作品は、同展に向けて制作した篆刻70点、書38点。
 初日の5日には開幕式が行われ、中国側から元市長で大連市対外友好協会会長の李永金氏や元常務副市長で市ASEAN交流協会会長の王承敏氏らそうそうたる顔ぶれがそろい、日本側からも在瀋陽日本国総領事館大連事務所の平川智雄所長をはじめ、テレビ西日本の寺崎一雄会長や北九州市の北橋健治市長夫人の北橋真弓さんら訪中団員20人も出席した。
 まず、平川所長が木寺昌人中国大使の祝辞、北九州市大連事務所の田代昇三所長が北橋北九州市長の祝辞をそれぞれ代読、さらに江田五月元参議院議長のメッセージが披露された。続いて師村さんが「争いから何も生まれない。日本は中国から多くを学んで来た。私は芸術家として日中友好を訴え続けたい」とあいさつするなど、友好ムードに包まれた。
 式典に続いて関係者が個展会場に入り、師村さんの作品に見入ったり、写真に収めたりして熱心に鑑賞していた。

  居住在北九州市的篆刻家·书法家师村妙石先生的篆刻和书法作品个人展,“师村妙石六六篆刻书法展·纪念吴昌硕先生诞辰一百七十周年中日书画篆刻作品联展”,于6 月5 日至20 日间在大连现代博物馆举办。

この投稿は 2015年7月17日 金曜日 11:30 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2015-07-17
更新日: 2015-07-17
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