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管理栄養士の食コラム

Q&A編


 大連で留学を始めてから太ってしまいました。大連での太らない食べ方、ダイエットに良い食べ方を教えてください。


 ご相談、ありがとうございます。日本とは違う環境や食生活、同じような経験をお持ちの方が大半だと思います。せっかくの留学生活を楽しんでいただけるよう、大連ならではの食事のポイントをお伝えしたいと思います。

①3食食べる
 食事の回数が乱れがちではありませんか?食事の回数が減ると身体は危険信号と捉え、たくさん吸収しようとします。結果、基礎代謝は下がり、体脂肪率は上がり、太りやすい体質に。

☆keyは朝食
 脳のエネルギー源でもあり、食事によるエネルギー代謝や体温上昇の効果が一番得られやすいのが朝食。
 定番の油条&豆浆も良いですが、オススメは疙瘩汤。一椀で炭水化物、タンパク質、ビタミン類が摂れるところが魅力。豆腐脑や馄饨も良いですね。
時間がない時は、買いやすい香蕉だけでも口にするようにしましょう。

②野菜や海藻、キノコ類から食べる
 野菜類は満腹感を与えてくれる最良の食材。最初に食べることで、豊富な食物繊維が胃の中で膨らみ、食べる量を抑える効果が期待出来ます。

☆面条や包子の時は?
 お茶か水を持ち歩き、食べる前に飲みましょう。お腹を少し膨らませることで満腹感を得られやすくなり、多少ながらも効果は期待できます。

③足湯をしよう
 ダイエットの大敵は「冷え」。浴槽のない大連生活、シャワーのみで身体を温めることはなかなか難しいですが、足湯がオススメ。足には太い血管が通っているため、全身を簡単に温めることが可能に。血行が良くなることで、体内の老廃物を排泄しやすくなります。代謝も上がりやすくなりますので、痩せやすい体質へと導いてくれます。

中国ならではの食事を楽しみながら、充実した留学生活を送られますように。

                                          文章・管理栄養士 白石香代子

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この投稿は 2015年1月13日 火曜日 5:42 PM に Whenever誌面コンテンツ, 管理栄養士の食コラム カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2015-01-13
更新日: 2015-01-15
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