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亜大の夢カレ10周年、大外50周年 関係者約60人が記念行事で祝う

あいさつする亜大の池島学長

あいさつする亜大の池島学長

 亜細亜大学(亜大、東京都武蔵野市)と大連外国語大学(大外、旅順口区)は9月5日、大外の国際会議場で、亜大の留学とインターンシップを組み合わせたプログラム「アジア夢カレッジ」の10周年と、大外の設立50周年を祝う記念行事を開き、両大や協賛企業の関係者ら約60人が参加した。
 行事は、亜大アジア夢カレッジ運営委員会の西澤正樹委員長と大外漢学院の李春姫院長の司会で進められ、まず大外の孫玉華学長が「関係者の支えで、夢カレッジが10周年を迎えた。学生たちは、中国語だけではなく、中国や国際化、進路に対する理解も深め、この人材育成プログラムは間違っていなかった。次の10年にも期待したい」とあいさつ。
 続いて、在瀋陽日本国総領事館在大連領事事務所の平川智雄所長が、優秀な日本語人材を輩出している大外へ敬意を表し、「両国関係の将来には青少年が大切。夢カレッジは、両国の未来を背負う学生を育てている」とあいさつした。
 その後、夢カレッジ協賛企業を代表し、「蜻蛉文具商貿(大連)有限公司」(トンボ鉛筆)の西山建司総経理が、同社の事業と商品を紹介し、人材に関して講演した。
 講演後は、亜大の池島政広学長が「学生が精神的に強くなれるのが、夢カレッジの目玉。参加した学生の就職率は100パーセントで、今後もアジアや世界で活躍できる人材育成を目指す」とあいさつし、夢カレッジ開始時の亜大学長の鯉渕信一さんも「大外50年の歴史で、亜大の夢カレッジが10年を一緒に歩めたのは光栄。アジアは文化、経済、政治なども含めて複雑。この複雑な世界に対応できる若者を育てたいと夢カレッジを始めた。大外の強い理解があり、大外と協力できたからこそ、今日の成功があると信じている。国際関係は、人と人との信頼関係。信頼関係が困難をも克服し、信頼できる友人が海外にいることが大切」と語った。
 最後は両大を代表して、李博冉さんと柴田鴻子さんが、中国語と日本語の両言語で「文化交流など、夢カレッジをきっかけとして、さらに成長したい」「本場の中国語と中国文化を体験し、よく学びたい」と、それぞれ意気込みをスピーチした。
 夜は、中山区人民路の大連新世界酒店で、約80人が参加し、祝賀パーティーも開かれた。

祝賀パーティーで歓談する参加者たち

祝賀パーティーで歓談する参加者たち

  9月5日,亚细亚大学与大连外国语大学为庆祝留学与实习相结合的计划“亚细亚梦大学”创设10周年及大外立校50周年,在大外国际会议场举行了庆典,双方及协赞企业人员共计约60人参加。当晚又举办了约80人的庆祝派对。

この投稿は 2014年10月7日 火曜日 6:39 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2014-10-07
更新日: 2014-10-07
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