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大連で国際経営戦略学会セミナー 亜細亜大や日本経済界の25人参加

中国ビジネスの実態と展望についての講義を熱心に聞く参加者たち
講演するジェトロ大連の荒畑所長
 亜細亜大学の池島政広学長が会長を務める「アジア・国際経営戦略学会(AIBS)」主催のAIBSアジアエグゼクティブセミナー「岐路に立つ在中日系企業の選択」が5月18日、中山区人民路のニューワールド大連ホテルで、学会員ら25人が参加して開かれた。(関連記事は35ページ)
 同学会は、アジアビジネスを国際経営戦略面から研究し、人材育成にも取り組む目的で、大学の研究者や経済界の関係者らで2007年に結成した。これまで上海とソウルでアジアエグゼクティブセミナーを開催してきたが、大連で開かれるのはこの日が初めて。日本からは18人の学会員が参加した。
 セミナーでは、池島学長が冒頭のあいさつで、大連セミナーの開催経過を説明した。続いてジェトロ大連の荒畑稔所長が「東北3省の概要ならびに大連の日系企業」をテーマに講演、大連を中心とした東北3省の基本的データや投資環境、消費市場などについて話した。
 続いてYKK大連の佐々木慶弘総経理が「大連YKKの中国事業展開」をテーマにして講演。同社の取り組みを通した中国ビジネスの課題などを紹介し、「変化の中にこそチャンスがある」と締めくくった。
 閉会後は会場を移して懇親会が開かれ、出席者たちは打ち解けた雰囲気の中で中国ビジネスの経営戦略について話し合っていた。

この投稿は 2014年6月11日 水曜日 4:21 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2014-06-11
更新日: 2014-06-11
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