ホテル・不動産・病院

玄米(糙米)

健康食品・食材の紹介

玄米(糙米)

玄米(糙米)

日本では健康ブームで話題となり、今ではお弁当屋さんや外食のメニューにもすっかりと定着した玄米ですが、大連ではあまり目にすることはありません。同じ稲から作られるものなので、ありそうだと思って探してもなかなか見つかりません。
実は玄米は日本語のみで通じる漢字です。中国語だと糙米(cao1 mi3・チャオミー)と呼びます。あまり多くはないのですが、大型スーパーなどのお米の量り売りコーナーで買うことができます。価格は白米の2~2.5倍くらいです。
日本だと玄米の他にも胚芽米、三分づき米、五分づき米、七分づき米などのなどの種類があります。日本で白米が食べられるのなったのは江戸時代中期といわれ、江戸から始まったと伝えられます。食べやすく、香りもいい白米ですが、精米を進めれば進めるほど栄養分を落としているといわれ、登場した当時、江戸で様々な病気が流行ったそうです。白米が原因のひとつと噂され、江戸病と呼ばれたそうです。今では当たり前のように食卓へ並ぶ白米ですが、意外と歴史は短いようです。
最近は比較的に食べやすい七分づき米や胚芽米などが人気のようです。大連でもあるのかもしれませんが、玄米以外は見つけることができていません。中国で玄米があまり知名度がない理由は、雑穀米、八宝米といういった白米と豆や麦、あわ、ひえ、黒米などを混合した白米単体より栄養価か高いものが多く売られており、それらを好む傾向があるのも理由のひとつかもしれません。しかし、中国の今後の健康志向の高まりで注目される日もくるかもしれませんね。

金香来の裏面

韓国食材が豊富な嘉宙韓国商品超市で売られているパッケージの玄米です。1キロで約10元ちょっとです。どうやら中国で生産されているようです。
玄米で1つ注意しないといけないのは、白米と比べると農薬が残留しやすいといわれている点です。特にお子さんに食べさせるのであれば信頼できるブランドの玄米を慎重に選ぶ必要があるかもしれません。
胚芽米や三分づき米などの情報をお持ちの方がいればぜひ教えてください。
参考サイト
「妙高山麓」コシヒカリの郷 – 小出農場インターネットショッピング
糙米_百度百科(中国語)

この投稿は 2011年7月14日 木曜日 7:58 PM に ホテル・不動産・病院, 飲料・食品 カテゴリーに公開されました。

コメントをどうぞ

掲載日: 2011-07-14
更新日: 2013-02-08
クチコミ数: 0
カテゴリ
エリア