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交通カード（大連明珠公用カード）

パスモやスイカのようなICカードで大連の交通機関で共通して使える便利なカードです。
全ての公共バス（旅順行きなど一部特殊なバスを除く）、201、202や開発区、金石灘へ向かう電車（軽軌）、一部のタクシーで使用可能です。さらになんと映画館でも使えちゃったりします！？これを持っていれば小銭を用意する煩わしさから開放されます。
このカード（大連明珠公用カード）を使用すると運賃が約1割引となります。例えば、1元のバスで0.9元や0.85元などバス会社によって割引幅が異なりますが安くなります（タクシーや一部2元バスは除く）。

表には前国家主席の江沢民氏の詩？言葉として、”100年の風雪に耐えた結果、大連は東方の真珠のような輝きを持った”と載せられています。ここに由来してカード名が明珠（真珠）と名付けられたのだと思われます。
あまり知られていないのですが大連は真珠の産地らしく、真珠を模したモニュニメントを街中でみかけます。例えば友好広場の球体のオジュブジェや労働広場のオジュブジェ（今はサッカーボールのように思われていますが･･････）などが真珠を模してつくられたものらしいです。
なお、江沢民前国家主席の詩の訳はかなり拙いものなので間違いがあれば遠慮なくご指摘ください～。

カードの使用方法

そのままなのですがバス車内に張ってあったポスターです。財布やバッグに入れたままでも反応する結構優れものです。

大連明珠公用カードの購入方法

交通カードは大連市内にある大連銀行（2007年春ごろまでは大連市商業銀行）のみで取り扱っています。
一番早いのは現物を持っていってこのカードをくださいといえば伝わりますが注意点として大連銀行の全支行で取り扱っておらず、カードを置いていない支行もある点です。
・デポジット（預かり金）20元30元が必要なので最低21元31元以上が必要です。
・チャージは銀行では大連銀行でのみ受け付けています（チャージ希望のお客さんが日中行列しているのですぐに分かります）。

チャージ方法

カードへのチャージは主に3つの方法がありそうです。大連銀行や街中の大きなバス停近くにある”交通卡充值”と書かれた場所などでできます。
1.大連銀行の窓口
”充值○△元”と伝えればてきぱきとチャージしてくれます。チャージは窓口近くの確認用の機械でピっと確認してみましょう。
2.街中のキヨスクのような出店
チャージ未体験のため詳細不明。1と同じような感じだと思われます。
3.チャージ専用機械
最近、登場したのが、交通カード専用のチャージ機械です。行内が混んでいるときもサクサクとチャージでできます。1と同じ交通銀行内に設置されています。
楽々チャージ3ステップ
・カードを挿入（吸い込まれず、少し先端が出るあたりで止まる）。
・現金か大連銀行の口座のどちらからチャージするか選択。
・金額を選択。
簡単ですので、ぜひ、挑戦してみてください。
実は以前にもチャージ用の機械は存在していました。しかし、以前タイプは、大連銀行の銀行カードがないとチャージできませんでした（大連銀行に口座を開設している人のみ対象）。それが、今回の新バージョン登場で対象者が全員となったということでより便利になりました。
TANKX ピーナッツアレルギーさん

大連明珠公用カード豆知識

交通カードは大連市しか使用できません（開発区、旅順口区は使用可）。例えば瀋陽市は瀋陽市独自のカードが存在します。旧カードは金色のICチップが表面に見えましたが改良版は埋め込まれて見えなくなっています。また、紹介画像は旧大連市商業銀行発行のカードです。現在は大連銀行発行の新デザインに変更されていると思われます。
交通機関だけではなく映画館でも使用できるなど利用用途は幅広くまだまだ知らないところで使用できたりすると思われます。ご存知の方はコメントをお寄せください。