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旧中央郵便局

大連市中山区長江路134号
竣工 1929（昭和４）年　起工 1927年
設計 臼井健三（関東庁土木課）
携帯電話会社なので出入りは自由です。外壁の時計は16時ごろで止まったままです。

正面からの様子です。ロシア街へ続く日本橋（勝利橋）からの撮影です。丸味を帯びた特徴ある外観は現在も変わっていません。

写真に色を付けて絵はがきにしたものだと思われます。確認できる数枚の絵はがきを見てみるといずれも建物の色が異なるようです。しかし、共通点が多いのが現在の色か、もう少し濃い色であったと思われます。1階部分は白かったようです。
中央の道は現在の上海路、右側の濃い茶色の建物は日本橋ホテルです。中央郵便局の大広場（中山広場）側隣には1937年まで三越呉服店がありました。建物は現在も健在です。

現在は携帯電話の3大キャリアの1社中国联通の窓口となっています。時代の流れですね。正門の上をよく見ると”郵電局”という跡が確認できます。最近までは郵便電話局として使用されていたのだと思われます。
古写真とアングルがあっていないので再撮影して掲載します。

建物内の様子

建物内の様子です。昔は郵便局で、現在は携帯電話会社と時代の変化と歴史を感じます。ですが、同じ通信関連業務だったので、不思議と似たような雰囲気だったのではっと想像してしまいます。
まるでヨーロッパのお城や宮殿のような美しい柱と、白い天井が、よりいっそう空間を広く、高く感じさせてくれます。
出典サイト:文化遗产保护志愿者论坛 大连老照片分类发布（中国語）。
参考サイト:中村與資平記念館別館

アクセス / 地図

＜バス＞403 勝利橋。＜電車＞201 勝利橋。
大連駅（南口・繁華街側）から徒歩約15分。大連駅の北口から右側に旧大連駅、左側にロシア街を通り過ぎ約15分くらいで到着します。
大連賓館（旧ヤマトホテル）などがある中山広場から上海路へ進み、左手に大連飯店（旧遼東ホテル）を見ながら長江路と交差する勝利橋（日本橋）の目の前です。ホテル・ニッコー大連まで徒歩約2分。中山広場からでも徒歩5分くらいです。

タグ: 中山広場周辺