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張宗昌旧別荘

張宗昌旧別荘

張作霖、学良とも関係あった国民党奉天派の張宗昌旧別荘

大連市沙河口区黒石礁東村157号
設計 不詳
施工 1925年頃
建築面積 1026㎡

山東省出身で国民党奉天派の有力者として山東省を統治したこともある張宗昌の別荘として建てられたものです。建てられてのは1925年頃とされて、張宗昌の歴史を見るとこの頃は上海、徐州におり、1929年には日本へ亡命していた時期と重なるため滞在した日数は少ないと推測されます。

中華人民共和国建国後は、公安の招待所となり、現在は、公安の研修施設として使われています。

軍関係の施設ではないので外に門番がいるなど警備は厳しくないのですが、安易に近づいたり、堂々と撮影したりは控えたほうが無難です。

張宗昌 1881-1932年

奉天派の張作霖の信頼を得て一時は同派閥の実力者として名を馳せた人物です。後年は敗北を兼ね、張作霖の後継となる張学良から見放されて山東省で最期を遂げます。

張宗昌は国民党の人物のため現代中国での評価は非常に低くなっています。一時的に亡命するなど日本との関わりもあり、大連には日本の保護と支援を受けるために滞在したとされます。

最期は山東省済南で処刑されています。

この場所から徒歩15分ほど歩いた海側の旧宅の中に張作霖の別荘だと伝えられる建物も残されています。また、黒石礁側には愛新覚羅憲奎(金壁東)旧宅などもあり要人の別荘が立ち並んでいるエリアです。

参考サイト
中村與資平記念館別館
張宗昌(Wikipedia)

アクセス / 地図

<バス>各星海公園 徒歩約2分~5分。<電車>202 星海公園 徒歩約2分。

16番のバス停、202の駅、星海公園の正門からが近道です。

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この投稿は 2012年6月19日 火曜日 2:38 PM に 観光・遊び・買い物, 観光 カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-06-19
更新日: 2013-02-08
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