初夏の元山で戦前のSLに遭遇し不便な点もあるけど北朝鮮の地方で人の豊かさを発見する旅
日本人で訪れる人が少ないは咸興など地方都市の姿や今がよく伝わってくる実際に旅をしているワクワクした気分になれる旅日記です。
ぜひ、平壌だけではなく四季折々の風光明媚な大自然や風土、何よりも普段、目にするニュースでは決して知ることができない北朝鮮の人たちの温かさや豊かさを知ることができる地方都市へも足を運んでみてください。
KJナビーツアーズからの引用となります。4泊5日の旅のうち初日の一部のみを引用紹介します。以下は原文のママとなります。
2019年6月訪朝(平壌・元山・咸興5日間)1日目
前回は平壌、板門店、開城を訪問。今回は北部都市を訪問したく、平壌、元山、ハムンへ。
まず、1日目は仁川、瀋陽経由で平壌へ。今回は小型飛行機でした。なお、ほぼ同時刻で北京便も到着していた。
前回は何故か荷物検査が無かったのですが、今回は荷物を開けろという指示。荷物検査で問題になったのは三点。仁川の空港で貰ったワシントン・ポスト、インターネットが繋がらないため朝鮮語(韓国語)を調べるための韓日・日韓辞典、環境関係の資格本。韓日・日韓辞典は、すぐ了承してもらいましたが、残り二点は別の場所で係官が協議。環境関係の本は英語で「環境についての本です」と弁明。ワシントン・ポストは敵国であることから没収を覚悟しましたが了承してもらった。コリアタイムズも付いていたらしく、「それは要らない」と自分から放棄した。別の西洋人はパソコンの中身をチェックされていた。スマホの中身は調べられなかった。なお、当たり前だが反朝鮮に関する本や韓国の本は間違いなく没収であり、場合によっては拘束される可能性があるので注意が必要。「旅の指差し北朝鮮」は見つかれば必ず没収らしい。(今回は何ページかコピーしたが、韓国語の文法本とかは何故か係員が見逃したのか、チェックはされなかった。)
ようやく、入国審査が終了。ガイドさんから声を掛けられる。前回は、パクさんと女性のリさんだったが、今回はベテランガイドのチャンさんと、かつては朝鮮での芸能人でマスゲームでフルートを弾いていたというミンさんの男性2人。ドライバーはキムさん。お土産(タバコとお菓子)を渡し、パスポートとビザをガイドに預ける。
平壌散策してから高麗ホテルへ。前回は普通江ホテルだったが、これは日本人拘束事件の数ヶ月前に大学生2人が酔ったあげく高麗ホテルの模型と部屋を汚したペナルティとして日本人の宿泊を停止されていたとか。なお、この大学生2人は手持ちが無かったという残りの損害金を払わなかったため旅行社が立て替えたという。
高麗ホテルの部屋は特等だった。荷物を置いてガイドとツアーの打ち合わせ。夕食は高麗ホテルの隣にある食堂で…