Whenever誌面コンテンツ

加工機械のニッコーが大連に法人 中国の水産業界への進出目指す

和やかな雰囲気の中で開かれた開業式
 加工機械メーカー「ニッコー」(本社・北海道釧路市)の大連法人「日興発自動化設備(大連)有限公司」(開発区遼寧街)の開業式が3月8日、中山区長江路のホテル・ニッコー大連で、関係者約40人が出席して開かれた。
 ニッコーは、ホタテ貝自動生剥き機や三次元計測生魚定貫切身装置を開発するなど、水産、食肉、農産物など食品加工機械の開発、製造、販売を行っている。大連の障子島漁業集団に加工機械を納入するなど商談が成立し、今後は中国でのビジネスに大きな期待が持てることから、このほど現地法人を設立した。当面は加工機械の販売、メンテナンスを主な業務としている。
 開業式では佐藤厚社長が「弊社はパソコンによるメカトロニクスが特徴で、中国に最先端の技術を提供して、発展に寄与したい」とあいさつ。続いて現地法人の佐藤一雄董事長兼総経理が「将来は設備の包括的なサポートを目指したい」と延べ、来賓の戦偉・障子島漁業集団総裁助理の音頭で乾杯した。
 この後、出席者は会食しながら、ニッコーの業務内容を紹介したビデオを観るなど、和気あいあいとした雰囲気の中で、同社の技術力の高さに対して改めて理解を深めた。

この投稿は 2014年4月8日 火曜日 6:14 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

コメントをどうぞ

掲載日: 2014-04-08
更新日: 2014-04-09
クチコミ数: 0
カテゴリ
エリア