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　大連金州新区会計協会と大連昶徳公正会計師事務所が主催した「第4回大連金州新区会計協会セミナー」が2月21日、金州新区（開発区）遼河西路の大連民族学院民族飯店で開かれ、日系企業の幹部や財務担当ら53人が参加した。共催は、ジャスタイム国際物流（大連）有限公司、大連大希軟件有限公司、昶徳公正信息諮詢（大連）有限公司の3社。
　同セミナーは、中国の会計や税務、労務を正しく理解してもらおうと、同会計師事務所が昨年の7月に始め、今回が4回目。
　はじめに金州新区会計協会会長で同会計師事務所所長の高世松さんがあいさつ。その後、4つの講演が行われ、ジャスタイム国際物流董事長の呂洪偉さんが「『加工貿易管理』システムをしっかり構築して課税＆罰金を回避」、大連大希軟件の松浦厚さんが「システムから見た日系企業の財務報告改善事例」、同会計師事務所の顧問と昶徳公正信息諮詢（大連）の董事長を兼務する廣田勝利さんが「最近の税制改正等の留意点」、事前質問に対する回答として「増値税不還付額の原価計算への織り込み方法」を、それぞれ分かりやすく説明した。最後は懇親会も開かれ、交流を深め合った。
　廣田さんは「中国の税制は良く変わるので、今後も変わった内容を詳しく伝えたい。セミナーは、実務へ応用できることを重視していますので、節税や正しい納税の助けとしていただきたい」と意気込みを語った。
　同セミナーは、今後も2か月に1回を目安に開かれ、次回は4月後半の予定。参加などの問い合わせは同会計事務所の侯利娟さん（電8761-9935、8762-4692、E-mail：kouriken@gzkj-dl.com）へ。