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日本語教師会が100回の記念例会 講演やワークショップ体験に55人
日本語教師や日本語教育に関心を持つ人たちで結成する大連日本語教師会は11月17日、沙河口区の大連軟件園8号館で「大連日本語教師会例会開催100回記念大会」を開き、会員ら55人が参加した。
同会は2000年10月に設立され、日本語教師の底上げや意見交換の場を提供することを目的に、年8回の例会や懇親会、メーリングリストでの情報共有などの幅広い活動を続けている。同大会は、国際交流基金北京日本文化センターが助成し、在瀋陽日本国総領事館大連事務所と大連ITクラブ、日中友好大連人材育成センターが後援した。
大会ではまず、領事館大連事務所の平川智雄所長が「日本語人材は、大連と日本が共有すべき財産。日本語人材育成の最大の貢献者が同会」とあいさつし、続いて同会の谷口恵会長が「今回は長春と北京からも先生をお招きし、他地域の先生方とも問題意識や教育上の悩みなどを共有したい」と開催の趣旨を述べた。
この後、長春から来連した東北師範大学中国赴日本国留学生予備学校の日本語教師、平野宏子さんが「OJAD(Online Japanese Accent Dictionary)とそれを用いた音声教育」をテーマに講演し、OJAD(http://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/ojad/)の機能紹介や音声指導の難しさ、音声の特長、音声教育の実践例などを披露した。
講演後は、北京から来連した国際関係学院の日本語教師、駒澤千鶴さんが「授業で使える! ワークショップ体験」をテーマに講習会を開き、参加者全体で、異文化交流での思い込みや言語理解の違いを体験するワークショップを行った。この後は、連絡事項の告知や閉会宣言、記念撮影が行われ、閉会となった。
101回例会は12月8日午後1時半から東北財経大学で開かれ、内容は「ワールドカフェ:学習者の発話を促す会話教材とは」を予定している。問い合わせは同会事務局(E-mail:dalianriyu@gmail.com)へ。
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更新日: 2013-12-05
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