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72クラブが会員の善意3万元を寄付 障害者学校の教材購入に活用へ

贈呈式に出席した大連72クラブと市慈善総会の役員(中央左が小寺会長、同右が林会長)

 ゴルフを通したチャリティー活動をしている「大連72クラブ」の役員らが11月20日、中山区魯迅路の大連市慈善総会を訪れ、「障害者学校の教材に役立てて」と、会員が寄せた善意の3万元を寄贈した。
 大連72クラブは1996年に設立され、「好きなゴルフを通して社会福祉にも役立つことができれば」と、毎回のコンペで参加者から寄付金を募り、年末には市内の福祉施設などへ義援金や寄贈先の要望に応える品物を贈ってきた。今年は同市慈善総会に相談した結果、西崗区の障害者学校「日新学校」の教材費として3万元を贈ることにした。
 同校は自閉症や重度知的障害者ら約110人が通う障害者学校。福祉政策に力を入れている市政府などの支援を受けて、教育環境は整備されているが、教材は古くなったり、壊れたりして不足している。このため、3万元を教材費として、市慈善総会を通して贈ることになった。
 贈呈式では、同クラブの小寺基雄会長から同総会の林慶民会長に寄付金を手渡した。小寺会長は「会員から寄せられた善意です。教材費として活用していただきたい」とあいさつし、林会長は「みなさんの行為を尊敬します。学校に72クラブの寄付を記した看板を設け、その気持ちをとどめておきます」とお礼を述べた。

この投稿は 2013年12月5日 木曜日 11:35 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-12-05
更新日: 2013-12-05
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