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豪華船上でブリ普及パーティー 大連和昇食品が日中関係者20人招く

豪華なクルーザーで開かれたパーティー

振る舞われた大分産のブリ(左)とシマアジ

 豪華クルーザーでナイトクルージングを楽しみながらブリ料理を味わう、ユニークな船上パーティーが6日夜、星海広場の沖合で行われ、約20人が優雅な秋の夜を過ごした。
 パーティーを企画したのは、大連で日本産ブリの普及を目指す大連和昇食品有限公司(西崗区新開路)。中国国際漁業博覧会でもコラボレーションした大分県佐伯市の海産物問屋「やまろ渡辺」がブリなどの海産物、日本産米の販売を始めた板橋米穀店大連店(森茂ビル内)が日本産のコシヒカリを提供した。さらに、造り酒屋の大連偕楽園食品(高新園区)が日本酒と焼酎、勝沼通商(大連)が勝沼ワインを提供するなど、日本食材が勢揃いした。
 会場のクルーザーは全長100フィートの大型船。暗くなった午後6時過ぎに星海港のヨットハーバーを出船し、星海広場沖合を1時間半ほどクルージングした。
 参加者は、ホテルの部屋を思わせるキャビンのテーブル席やソファに座りながら、ブリをはじめとするマグロやエビ、イカなどの寿司、ブリの大根煮などを食べたり、日本酒やワインなどを飲んだりしながら、楽しそうに歓談した。また、キャビンのガラス張りの窓からは星海広場の夜景が広がり、贅沢なナイトクルージングを演出した。
 大連和昇食品の関係者は「今日は日中の公的機関や料理店、企業のみなさんをお招きして、美味しいブリを味わっていただきました。大連にはブリが入荷しませんが、脂ののったブリはサーモンのように、中国のみなさんに好まれるでしょう。日本産のブリを輸入して、今回のようなイベントを通してブリの食文化を紹介して行きます」と話していた。

この投稿は 2013年12月5日 木曜日 11:05 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-12-05
更新日: 2013-12-05
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