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キヤノン杯日本語弁論大会の決勝戦 参加者約12000人の頂点が決まる

終了後、審査員や来賓と記念撮影をする参加者

 日中の文化交流などを目的に大連市人民対外友好協会とキヤノン大連事務機有限公司(金州新区)が主催する「大連市第24回キヤノン杯日本語弁論大会」の決勝戦が6月7日、中山区人民路のフラマホテル大連で開かれ、勝ち残った12人が約1000人の聴衆を前に熱弁を振るった。
 大会はキヤノン大連事務機の太鼓隊が演奏を披露して開幕し、来賓や審査員が入場。大連市人民政府副市級巡視員の王洪俊さんやキヤノンの田中稔三副社長、中国日本友好協会の王秀雲副会長が「キヤノン杯は、キヤノンと大連、日本と中国の友好の象徴」「中日は揺るぎない信念で交流と協力を」などとあいさつした。
 今年の出場応募者は12632人で、激戦となった予選を勝ち抜いた各部門の決勝出場者が、次々と登壇してスピーチ。高校の部では「幸せとは何か」「楽しい日本語学習」、大学の部の非日本語専攻は「今、私が情熱を傾けて取り組んでいること」「伝え合うことの大切さ」、同部日本語専攻は「未来に向けた私の挑戦と飛躍」「失敗をいかす」のテーマから1つを選んで熱弁を振るった。スピーチの後は審査員からの質問に、流暢な日本語で受け答えをした。
 審査中は小学生の部で優秀賞を獲得した于明思さんが「幸せとは何か」、中学生の部で優秀賞を獲得した劉馨宇さんが「楽しい日本語学習」を発表。続いて各部門の審査結果が発表されたが、その度に会場はどよめきと歓声に包まれた。最後はキヤノン大連事務機の菅原晃董事長が参加者や関係者への感謝を述べ、サプライズの抽選会では、聴講者6人にキヤノン製プリンターがプレゼントされた。
 決勝戦の結果は次の通り。(敬称略)
 【小学生の部】①于明思(開発区紅梅小学)②賈酈(同)、丁展(西崗区大同小学)【中学生の部】①劉馨宇(第37中学)②姚嘉俊(同)、韓澤睿(第31中学)【高校生の部】①陳美嘉(教育学院附属高級中学)②尹燕露茜(同)、姜竺杉(計算機学校)【大学生の部】▽非日本語専攻 ①戚夢静(東北財経大学)②劉蓓(同)、徐馳(同)▽日本語専攻 ①朱一平(大連理工大学)②李澤楠(大連外国語大学)、冉丹(大連海事大学)、趙冰清(大連外国語大学)、唐申濤(同)、李君(同)

この投稿は 2013年7月11日 木曜日 12:55 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-07-11
更新日: 2013-07-11
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