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奈良研究会で磯部さんが講師に 理工大生ら18人が熱心に受講

磯部さんの話を熱心に聞く大学生たち

 大連理工大学アジア太平洋研究センターの奈良研究室で6月1日、第6回奈良研究会講座が開かれ、同大の大学院生ら18人が聴講した。
 同研究会は昨年6月、大連奈良県人会(阿片康弘会長)などのバックアップで設立され、同大の学生たちが中国と歴史的にも関係の深い奈良県について学んでいる。この日は同県人会の会員で大連外国語大学日本語学院教師の磯部香さんが講師を務めた。
 テーマは「奈良と女性の関係から見えてくるもの−―家族・ジェンダーの視点から読み解く」。磯部さんは奈良県の情報を織り交ぜながら、日本の家族制度の変遷と問題点、さらには今後、中国でも生じてくる社会問題について、分かりやすく説明した。聴講した学生たちは熱心に聞き入っていた。
 次回は10月以降に予定され、日本経済新聞大連支局長の森安健さんが「遣唐使が持ち帰った中国のインテリジェンス」について話すことになっている。

この投稿は 2013年7月11日 木曜日 12:20 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-07-11
更新日: 2013-07-11
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