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商工会理事長は杉原氏の続投 定時総会で活動計画など採択

今年度の活動方針などを決めた定時総会

会場であいさつする今年度の新役員

商工会理事長は杉原氏の続投 定時総会で活動計画など採択

 大連日本商工会の第27回定時総会が4月19日、中山区人民路のホテル・ニッコー大連で、委任状を含めた406人が出席して開かれた。(関連記事は6ページ)
 まず、壇上の2012年度役員が紹介された後、在瀋陽日本国総領事館の平川智雄新所長が「大連日本商工会は伝統のある組織であり、大連における日本のイメージ向上、経済面で大きく貢献している。領事館としても商工会の活動に対して、今後もお手伝いをさせていただきたい」と祝辞を述べた。さらに領事館からの連絡事項として、鳥インフルエンザ問題について「まだ大連では確認されていないが、もし情報があれば速やかにみなさんにお知らせしたい」と説明した。
 続いて昨年度の活動報告が行われ、杉原益雄理事長をはじめ、開発区分会、市内分会、運営、調査・企画、親睦交流、移転の各委員会、大連日本人学校理事会の会長、委員長、理事長らが1年間の活動内容を報告した。この中で運営委員会の高野直樹委員長は「日中間の問題が色濃く出てしまい、多くの交流活動が中止になったことは残念」と述べた。
 また、大連日本人学校の移転委員会の斉藤俊彦委員長が計画の進捗状況について報告。移転先の大連生態科技創新城管理委員会と契約し、昨年7月に着工、今年10月末に完成することを明らかにした。さらに「新年度は学校理事会として対応することになる。今後は安全やインフラ、交通など周辺環境の整備が課題になる」と述べた。
 続いて前年度の会計報告や新年度の活動計画案、予算方針案を原案通り可決。次いで新年度理事の選出が行われ、杉原理事長の続投が決まったほか、新たな理事が選出された。
 定時総会に続いて懇親会が開かれ、在瀋陽日本国総領事館の田尻和宏総領事の音頭で乾杯。出席者は和やかな雰囲気の中で歓談しながら交流を深め合っていた。
 理事長を除く新役員は次の通り。(敬称略)
▽副理事長 笹原信(日本航空大連支店)、菅原晃(佳能大連弁公設備)▽理事 小野裕(大連アルプス電子)、片山勝彦(萬宝至馬達大連)、宇野宏(山口銀行大連支店)、榎本英一(大連三洋制冷)、高野直樹(大連岩谷)、田中昭仁(デロイト・トウシュ・トーマツ大連事務所)、雨宮康弘(ローム電子大連)、諏訪智己(三菱東京UFJ銀行大連支店)、佐藤仁(三井物産大連)

この投稿は 2013年5月6日 月曜日 2:46 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-05-06
更新日: 2013-05-06
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