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　天皇陛下の79歳の誕生日を祝う「御誕生祝賀レセプション」が12月14日夜、中山区人民路の大連フラマホテルで、日中の関係者約300人が出席して開かれた。
　祝賀レセプションは12月23日の天皇誕生日を前にして毎年、在瀋陽日本総領事館大連事務所が開催。この日は中国側からは市政府や大学関係者、対日ビジネスを展開する企業家、日本側からは日系企業や教育、文化関係者らが出席した。
　来賓の入場に続いて両国国歌が会場に流れ、同事務所の川田勉所長が「本日は皆様とともに天皇陛下のお誕生日をお祝いしたい。日中関係は困難な状況にあるが、重要な関係は変わっておらず、今後は両国が変化する世界に対し、ともに努力をして行かなければならない」とあいさつ。この後、大連市の王麗英副秘書長が祝辞を述べた。
　レセプションはパーティー形式で行われ、出席者は飲食しながら懇談して交流を深めた。また、ステージでは北九州市から来連した「唱歌かたりべの会」が「北国の春」など3曲を披露して雰囲気を盛り上げ、舞台横では茶道裏千家淡交会大連同好会の会員が抹茶を振る舞うなど、両国友好に一役買った。