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中国と日本で大連国際音楽倶楽部の演奏会 「来年は再び合同で友好のメロディーを」

バイオリニスト(左)の独奏と指揮

  中日両国の音楽愛好者で結成する大連国際音楽倶楽部の第18回定期演奏会が11月4日、中山区五五路の青年宮小ホールで開かれ、約250人の音楽ファンが管弦楽の音色で秋の夜長を楽しんだ。
  同倶楽部は1994年に結成し、毎年この時期に定期演奏会を開催している。東京支部の会員も日本からかけつけるが、今年は駐在日本人を含む大連の会員約60 人だけで演奏を披露した。
  演奏会は4部構成のプログラム。第1部「管弦楽曲」では、胡伝信さんが指揮を務めた。第2部「弦楽器による演奏」では邵維さんのバイオリン独奏での指揮、第3部「チェロアンサンブル」と続き、最後は老朋友管楽隊の「管楽器による演奏」で締めくくった。
  同倶楽部日本部代表の谷口恵さんは「お越しいただいた日中両国の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。日中メンバー同士の交流は今まで以上に強まった気がしました」と振り返った。
  同倶楽部出身者らで結成する東京支部の演奏会は前日の11月3日、神奈川県相模原市の「杜のホールはしもと」で開かれ、同支部会員約50人が中国民謡などを披露した。
  大連、東京支部の会員ともに、「また一緒に心をこめた演奏を大連でお届けしたい。来年はぜひとも大きなホールを満席にしたいです」と来年に向けて意気込んでいた。

この投稿は 2012年12月21日 金曜日 6:10 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-12-21
更新日: 2012-12-21
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