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会場を魅了したピアノコンサート 水上裕子さんが感動の13曲を披露

熱演で会場を感動に包んだ水上さん

  ピアニスト水上裕子さんの友好記念演奏会が11月20日、中山区勝利広場のラマダプラザ大連で開かれ、詰めかけた中日の音楽ファン約500人を魅了した。
  水上さんと大連金之橋咨詢有限公司(中山区人民路、国際酒店715室)が共同主催、在瀋陽日本領事館大連事務所が後援する無料コンサート。同公司CEOの井上智樹さんが、「こんな時期だからこそ、中日間で民間交流の場を設けたかったです」とあいさつして開幕した。
  公演では、出演を予定していた水上さんの娘の沙羅さんに代わり、沙羅さんの妹アンナさんが舞踊を披露。現役高校生ダンス部の部長として培ったパフォーマンスで、日本舞踊とヒップホップダンスを一人で踊り抜いた。
  次いで水上さんのピアノコンサートに入り、ショパンなど世界の名曲から中国ポピュラーソング、水上さんの自作曲など全13曲を演奏。「祖国に帰れなかった中国残留邦人の方のために、ピアノを聴かせてあげたいとの思いを馳せていました」と心中を語った。全曲ごとに、水上さん自身がエピソードを紹介。観客は情景を思い浮かべながら、しっとりとした雰囲気の中でピアノの音色に聴き入った。
  最後は、水上さんの演奏に合わせて会場全員で「世界に一つだけの花」を合唱。会場の拍手に、水上さんはアンコールに応えて一曲演奏し、会場は感動的な空気に包まれた。

この投稿は 2012年12月21日 金曜日 6:05 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-12-21
更新日: 2012-12-21
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