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ANAが初の海外インターンシップ 大連で日本人女子学生が業務体験

空港勤務社員(左)から指導を受ける佐藤さんと橋本さん

空港勤務社員(左)から指導を受ける佐藤さんと橋本さん

 全日本空輸株式会社(ANA、本社・東京)は8月7日から5日間、日本人学生を対象にした海外で初のインターンシップを大連で実施し、2人の大学生が大連周水子国際空港(甘井子区迎賓路)や同社大連支店(西崗区中山路森茂ビル)で航空業務を体験した。
 同社グループ会社のANA総合研究所は5年前から、産学一体の人材育成を目指して現在は日本全国の約40大学と提携、専任講師を派遣しての授業やインターンシップを続けている。今回、大連で実施したインターンシップは、提携する大学側から「海外で業務体験をさせてほしい」との声が高まったのがきっかけとなり、世界各国にある同社支店の中から大連支店が選ばれた。
 今回参加したのは、同社と提携する埼玉女子短期大学国際コミュニケーション学部の2人。実習では同社社員が指導役となり、「旅客」「貨物」「オペレーション」の3分野を柱に業務体験を行った。実習を受けた佐藤眞実子さんと橋本実樹さんは熱心にメモをとったり、乗客に笑顔であいさつしたりと、社員顔負けの仕事ぶりを見せた。2人は「客室乗務員を志望していることもあり、空港業務の体験に加え、機内見学や客室乗務員の方と話ができて心が高ぶりました」と声をそろえて話した。
 また、大連でのインターンシップは今年9月にも行う予定で、獨協大学の学生が業務体験をする。同社では「今後の様子を見ながら他の国や地域でのインターンシップも検討したい」としている。

この投稿は 2012年9月11日 火曜日 5:26 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-09-11
更新日: 2012-09-14
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