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奈良を学ぶ研究会が理工大に誕生 阿片県人会長が第1回講師務める

奈良を学ぶ研究会が理工大に誕生 阿片県人会長が第1回講師務める

 奈良県の歴史や文化を学ぶ「奈良研究会」が大連理工大学アジア太平洋研究センター内に設けられ、6月9日に同センターで同研究会の発会式・祝賀会と大連奈良県人会が、同県人会会員や大学関係者ら24人が出席して行われた。
 奈良県と中国は1300年前から交流があり、友好関係を築いてきた。奈良研究会はこうした歴史や文化を理工大の学生たちに伝え、今後の交流を担う人材を育てるのが目的。同県人会では全面的に協力し、奈良県や県民に対して地元に関する資料を提供してもらい、講師派遣の協力についても呼びかけることにしている。
 発会式では同大外国語学院の秦明利院長のあいさつに続き、荒井正吾奈良県知事の祝辞を同県人会の阿片康弘会長が代読した。この後、入り口横に設けられたプレートの除幕が行われ、続く祝賀会では在瀋陽日本国総領事館大連事務所の川田勉所長も来賓として出席、発会を祝った。
 また、この日は初の奈良研究会が開かれ、阿片会長が学生たちを前に、「黎明期の日中交流」と題して講演した。

この投稿は 2012年7月6日 金曜日 12:50 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-07-06
更新日: 2012-07-11
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