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シカゴ領事が米国の日本語教育を紹介 大連日本語教師会の特別講演会に40人

シカゴ領事が米国の日本語教育を紹介 大連日本語教師会の特別講演会に40人

 大連日本語教師会の特別講演会が6月17日、沙河口区中長街の中日友好人材センターで、在シカゴ日本国総領事館領事の松沢孝太郎さんを講師に迎えて開かれ、会員ら約40人が参加した。
 松沢さんは元日本大学講師で、アメリカの日本語教育に詳しいことから、松沢さんの来連を機に特別講演会を開催した。この日は谷口恵会長が「松沢先生から直接、アメリカの日本語教育についてお聞きする絶好の機会ですので、交流を深めて今後の指導の参考にしてください」とあいさつした後、講演会に入った。テーマは「アメリカの日本語教育の現状」で、松沢さんはアメリカの日本語教師に対して行ったアンケート調査をもとに話を進めた。
 松沢さんは授業の形式や授業外活動、日本語教育の問題点、教育現場で困っていることなどを具体的に挙げ、「アメリカでは中国語教育が急増して、日本語は徐々に少なくなっている。勉強の動機、目的も仕事に生かそうという中国と違い、日本を理解し、生活を広げるための手段となっている。キャリアパスとして日本語を学んだ後、将来的な目標がない」などと課題も紹介した。
 講演会は参加者との対話形式で行われ、松沢さんが参加者に中国の日本語教育について質問するなど、和やかな雰囲気の中で行われ、参加者はアメリカと中国の日本語教育の違いや共通点に興味深そうに聞き入っていた。

この投稿は 2012年7月6日 金曜日 11:51 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-07-06
更新日: 2012-07-11
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