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仙台のシブヤ食品が「宝一」を買収 ノウハウ生かしてチェーン展開目指す

仙台のシブヤ食品が「宝一」を買収 ノウハウ生かしてチェーン展開目指す

 仙台市の弁当製造、販売会社「シブヤ食品」がこのほど、大連の弁当宅配店「宝一」(西崗区不老街)を買収、日本のノウハウを生かした経営戦略でチェーン展開を目指すことになった。
 「シブヤ食品」は仙台の産業給食の70パーセントを占める地元最大手。3年ほど前から中国マーケット進出を目指し、昨年8月に日本人経営の「宝一」を買収することで合意、12月に店名などはそのまま経営を引き継いだ。
  「宝一」で製造、販売、宅配するのは弁当各種(14〜30元)、どんぶり各種(9〜29元)、牛丼各種(13〜17元)、ピザ各種(M35〜49元、L52〜72元)、カレー各種(10〜19元)のほかに単品もあり、リーズナブルな価格と日本式テイストを売りにしている。
 現在は不老街の本店だけだが、中国人2年以内に10店舗に増やす方針。同店を経営する大連開新餐飲有限公司の塚本實総経理は「弁当の宅配需要は伸びることが予想され、成長が期待される分野。本社の製造や管理などを導入し、大連の多くのお客様に日本の美味しいお弁当を食べていただきたい」と話している。問い合わせは同店(電3956−5111、134−7862−5565=日本語)へ。

この投稿は 2012年4月4日 水曜日 8:15 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-04-04
更新日: 2012-04-10
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