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リラの会が今年も高校生へ奨学金 生徒からは感謝の手紙が渡される

リラの会が今年も高校生へ奨学金 生徒からは感謝の手紙が渡される

 大連に住む中日の女性で結成するボランティアサークル「リラの会」が1月13日、家庭の事情で進学が困難な大連第十二中学(西崗区勝利路)の高校1年から3年生の8人へ1人3000元ずつの合計24000元を奨学金として贈った。
 この奨学金は、同会が1年を通して行ってきた真珠販売会や演奏会などのボランティア活動で集めた収益金で、同校への贈呈は今年4回目。3000元は1人の1年間の学費をまかなえるという。贈呈式では、同校書記の周艶さんがあいさつし、同会会長の三宅洸子さんが「両国の友好にお役に立てれば幸いです。これからも勉学に励んでください」と生徒へ激励の言葉を贈った。
 出席した同会会員から生徒へ奨学金が手渡しで贈られ、生徒からはお礼の気持ちをつづった手紙が返された。生徒を代表して高校1年の沙芸文さんが「本当に感謝しています。責任感を持てる人間になり、私も将来はたくさんの人を助けられる大人になりたいと思います」と感謝の言葉を語った。
 贈呈式終了後、8人の担任教諭と同会会員の懇談会が開かれ、普段の子どもたちの様子や家庭状況が伝えられた。同会会員となって初めて贈呈式に参加した米倉亮子さんは「生徒と対面すると感極まるものがあります。1年間の活動をやっていてよかったと思いました」と話していた。

この投稿は 2012年2月24日 金曜日 11:09 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-02-24
更新日: 2012-04-10
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